東須磨小学校の教員間のイジメ事件で思い出した相談者の話

東須磨小学校の教員4人による同僚イジメに驚いている人は多いのではないでしょうか。
被害者の気持ちを考えると気の毒でしょうがありません。心の傷が癒えるのに少し時間が必要でしょう。
一方、加害者と言えば、4人のうちの2人がイジメ対策をする教員だったというではありませんか。
これほどのことをしてきた加害者の意地悪な性格を矯正するのは大変でしょう。
でも、恐ろしいほどのカルマを背負った人たちではあります。
子供たちにもイジメをけしかけていたと言いますから、早く懲戒免職にしてほしいです。
ところで、私は時々教員から職場のイジメの相談を受けることがあります。
さすがに今回のような悪辣な犯罪レベルのものはありませんが、時々信じられない内容の相談があるのです。
たとえば、同じ学校に勤める妻子持ちの教頭先生から交際を迫られたという話。(相談者の方には書く許可をいただいています。)
「俺の愛人になったら教職生活は安泰だ」と、言われたというのです。
相談者は大学を卒業したばかりの女性で、今まで一度も恋愛をしたことがありませんでした。
そして、教頭先生に「好き」と言われたと勘違いして、何となく不倫関係に陥ってしまったそうです。
ところが、間もなく教頭先生からのモラハラが始まったそうです。
そのうち酷い人格否定が始まり、精神不安定になった相談者は精神安定剤が手離せなくなりました。
その後、異動になった相談者は教頭先生とは別れられましたが、心の傷は深く残っています。
大半の教員は真面目に働く良い人たちだと思います。
しかしながら、一部にどうしようもないクズ人間がいるのも事実です。
また、教員生活が「ブラック企業」だと言いきっている教員も多いですよ。
エンドレスに続く仕事に毎日追われてプライベートもなくなると、自分たちの子供が荒れて不良や引きこもりになる場合もあります。
そのほか、仕事で精神疾患になった自宅療養の教員が、毎日給食だけを学校に食べにくるという話もありました。
何でもシングルマザーで子だくさんということで、学校側も首を切れなかったとか。
結局、辞職しましたが、学校側が、そうなるように仕向けたそうです。
教育現場に関しては色々書くと切りがありません。
今回の東須磨小学校のイジメ問題だけでなく、日本の教育は果たして大丈夫なのかと心配しています。